【空想科学祭2011】感想・レビュー掲示板

青文字=BLUE部門は辛口NG、赤文字=RED部門は辛口OKです。
作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなってください。


[29] 【RED】「魔法 and Magic」栖坂月 Name:空想科学祭実行委員会 2011/08/01(月) 18:28 [ 返信 ]
【題名】魔法 and Magic
【あらすじ】
かつてUFOの飛来する町として名を知られた羽咋(はくい)に大きな木と、それを囲うように城塞を張り巡らされた小さな都市がある。そんな人類初の、そして世界に一つだけの魔導都市を一人の少女が訪れる。既に他界した「唯一の魔女」と近しい容姿と雰囲気を纏う少女は、魔法だけが自分を救ってくれる唯一の希望だと信じていた。彼女が見るものは奇跡か現実か、それはまだ彼女自身にはもちろん、世界の誰にもわからない。しかし、そんな不確定など全く意に介する様子もなく少女は巨木??世界樹を目指す。駅弁を買いすぎてタクシーに乗れなくとも、偶然蹴り飛ばした小石が野犬に当たって追われようとも。その先に明日への希望がある限り。
【名前】栖坂月
【区分】長編(完結済)
【URL】http://ncode.syosetu.com/n4005v/



[486] RE:【RED】「魔法 and Magic」栖坂月 Name:尚文産商堂 2011/09/06(火) 23:04
私が勝手に考えていたのは、ファンタジーの大定番である魔法を科学的に考察すると思いきや、まったくそんなことなく話が展開するということで、良い意味で予想を裏切られました。

なんとなくはラスト読まなくても分かりましたが、それでも、ラストを読んだ方が、より明確に、この作品の神髄ともいえる部分を理解できるのではないでしょうか。

発想も文章もとてもよく、分かりやすかったです。ただ、世界樹とは一体何だったのか、それが分かれば、より理解しやすいと感じます。

お疲れ様でした。

[662] 【すこし辛口】感想です Name:HAL.A 2011/09/15(木) 20:07
 拝読しました。

 読みやすい文章で、かつ展開の動きが大きく読み応えたっぷりで、最後まで飽きることなくページをめくることができました。

 軽いノリではじまった序盤と対照的に、後半は重苦しくもスピード感のある展開。そしてラストは期待通りの大団円。読んでいてつい顔がほころぶ、温かみのある結末がよかったです。

 強いてぜいたくをいえば、主人公たち二人のキャラクターを、もうちょっと深く描きこんであれば、さらにもっと感動できたかも……と思いました。それ以外のキャラクター(特に魔女、保紫先生、桃香)が、なかなか強烈というか、ただ単に設定のインパクトがあるというだけでなくて、しっかり書き込んであったので、そのぶん相対的に少年少女の造形が物足りなく思えたのかもしれません。

 ……といいつつ、個人的には脇役が魅力的な作品ってとても好きなので、さりげなく語られる火山くんの思わぬ魅力ににやりとしました。そういう意味では、ほかのメンバーが後半あまり出てこなかったのが、少し残念といえば残念です。(客観的な意見というよりも、いち読者の単なるわがままですが……)

 楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。

[790] ダークもあり癒しか【感想】ひと言ちょいっぱです※ネタばれ Name:饅頭は馬にのる 2011/09/25(日) 02:58
拝読しました、こんにちはー。
さて長編でしたが、あんまり長さに気にすることなく、一気に流れに乗っかって読了してしまいました。その筆力は言わずとも読めばわかることなんですが。さて感想です。

いきなり、もふもふ。えーっと、ここってREDですよね?と、誤解されませんかーいと要らぬ心配を最初に抱いてしまいました。ほんと全くの要らぬ心配でしたね。おちゃらけてませんもの(笑)。さて最初からの読み始め、何処吹く風なのかと先を期待しながら。途中の想像妊娠あたりでアラこの話は大人向けどす黒いのかしらどうしましょと思ったりもしたのですが、通り越してみれば和んでしまいました。「いいのかよw」と最後で呟いたことを書いておきます。まぁいっか☆b

でもこの作品って言うならば傾向は何だろう? 癒しSFでいいんでしょかね?
結末がそうだからだけでもなくて、坦々と、ずーっと落ち着いて読んじゃったせいなのかもしれませんが。
誤解されないように人向けに言っておくと、中盤は痛いダークと感じる方がいるかもしれません。そこは注意、癒しではない。
雑把な自分はどの傾向であれオイシク頂いてしまいますが。時間を忘れて没頭させて頂きました。面白かったです。
それでは、おつかれ様でした☆


[792] 【辛口】感想 Name:四十万 2011/09/25(日) 10:15
「魔法」の定義は難しい。「手品」ではない、とする位で科学によって完全否定し切れないない「魔術」とでも言ったらいいのだろうか。magicはより「手品」に近い意味がある。この題名からするに、このお話全てが誠治や桃香たちが見た「マボロシ」と考えることすら可能なのかもしれない。まあ、それはそれとして。
「大天使」が最後に登場し全てを片づける手法は「物語」の王道と呼ばれ、古くは「デウス・エクス・マキナ」がある。真白天音は正にこれだが、この予定調和をどう捉えるのかでこのお話の意味合いが大きく変わってしまいそうだ。
文章が巧い、は、上手く物語る事にはつながらない。そして、文章が巧い者が王道を作った場合、いつか見た風景をみるだけに終わる危険がある。文章力は落ちるが同じ試みを赤の中編で行っている者がいるが、そちらとの違いは、「典型」を目的にしたか、しなかったか、に尽きる。私はこの作品、「典型」や「王道」を目指したものには見えなかった。これは作者の巧妙さを示すのかもしれない。しかし、先を目指すのであれば、老婆心ながら「典型」を目指さないことが肝要である、と言って置きたい。


[793] 【辛口】魔法なのかマジックなのか Name:阿住悠亮 2011/09/26(月) 00:43
 魔法とタイトルにあるため、大丈夫かな大丈夫だよなと読み進めていく。
 正直言うと、突入するまで読むのが苦しかった。あんまりにも平坦すぎて、導入部が弱い気がしたのだ。まぁ、少女が魔道都市に来て云々、書かぬわけにはいかないのはわかるのだが、ちょっとノリについて行けなかったのだ。
 突入後は本当に書きたいところに辿り着いたんだろうと思わせてくれた。次から次に文字を追いたくなる衝動、これが冒頭からあれば良いのだが……。やっぱり、掴みは萌え魔法少女系でなければいけなかったんだろうか。
 あちこちに伏線というか、んんっと思わせる文言をちらつかせ、後でガガッと回収ってのは上手いなぁと思いつつ、大団円のあとの一話は、特に要らなかったんではないかなと言うのが自分の感想。読みたい人は読んでくださいみたいなことが書いてあったけど、そこを書かずに触れるくらいで終わった方が好みだな。(あくまで好みの問題だが)
 行きすぎた○○は○○みたいだってのから発想したのだろうか、まさにそれをそのままなぞったような作品。
 ちなみに、桃香がよかった。他のキャラもまあ、悪くは無いんだが、あのくらいぶっ飛んでくれた方がわかりやすくていい。ラスト、出来れば彼女を登場させず、あの場にいた人間だけで締めてた方が面白みがあったかな。いや、せめて喋らんでくれた方が、雰囲気損なわずに済んだような……。


[799] 感想 Name:伊予丸 研 2011/09/26(月) 17:07
一度読んだだけの感想です。よろしく。
安定した筆力の上で、落ち着いてすらすら読める。こうなればしめたもの、読者は中盤から終盤、読む手は止まらない。大概の他の企画作では冒頭からの出だし、世界観説明等で苦労してるなと思わしき跡が見え隠れするものだが、ストレスを感じさせずにここを乗り切ったというのも上手いもんだと感心。ただ、明るい話なのかと始め思ったが、暗さが出てきた途端にここは批評の分かれる所になるのではないかと少々心配になった。そのまま読み続ければ、この話は暗くはないのだが。
諸所、強引かと思われる場もあり癖もありではあったが、気にする程度のことではなく、最後には許容の腹に余裕で解消できたか。タイトルの意味も途中で分かったが、全体的によく纏まってんなーと感心した訳だ。見事である。

以上。


[829] RE:【RED】「魔法 and Magic」栖坂月 Name:早川みつき 2011/09/28(水) 23:08
他のレビュアーの方と重なる部分が多いのですが、拝読しましたのでひとこと感想を。

コミカルな雰囲気の序盤から引き込まれ、一気に読み進められました。
途中、雰囲気が変わる部分もあり、ここからぐっとハードでシリアスに?とドキドキ。まさか、惹かれあうふたりがじつは○○だったとかの悲恋展開?と妄想したり。なにやら違う方向にミスリードされながら、ほんわかなラストにほっとしつつ読了しました。
ちょっと天然系な少女のキャラクターがかわいらしく、絵的にも華やかで、登場すると場が明るくなってなごみました。
個人的な好みで言えば、少年と少女が惹かれる過程をもう少し深く描いてあれば、というところでしょうか。
魔法の正体は○○だったという種明かし的部分については、たしかに読んだほうがすっきりはするのですけれども。
このような形で付け加えるのであれば、本編中に落とし込んで読ませていただきたかったかなぁという読者のわがままを申し上げておきます。
楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

[846] 【辛口】「魔法 and Magic」【ネタバレ】 Name:藤咲一 2011/09/30(金) 00:06
二作目失礼します。藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。
と、挨拶は程々に、〈RED〉部門の企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

空想科学で魔法を持ってくる。
普通なら超能力がどうとかと、誤魔化したくなる部分でありながら、色々思考されていたのが素敵。そういった「魔法」技術に対する思考が根本にあって、ストーリーができたんじゃないかなぁと、ひとり思う私。
そんな世界を現実世界に重ねてくるような接合は、突っ込みの要素などなく、逆に、現代社会における闇を皮肉ったものとして見せてくれた気がします。
物語の伏線に関しては、最初はクリスと誠治の関係を兄妹なんじゃないかなぁって思ってたり、唯一の魔女はふたりの子供なんじゃないかなぁとか、勘ぐっていたものです。
しかしまあ、そんな想像は良い意味で裏切られ、ハッピーエンドとなったのが嬉しかったですねぇ。
けれどそんな中、モモの扱いに関しては悲しい。彼女が、転の中軸を担っている事はわかるのですが、被害者としての復讐なら、性的な関係を排除してほしかったかなぁというのが個人的な意見です。
はっきり言って私は、性的な犯罪の被害者が行う復讐が絡んでしまうと、主人公らに対して物語がハッピーエンドだとしても、ハッピーエンドが霞むのですよね。
個人的には、手放しにスッキリ面白かったと、言えない作品でした。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。

[948] 感謝を言葉に代えて Name:栖坂月 2011/10/04(火) 11:00
今作品、何が悩みどころだったかと問われたら、まずはREDかBLUEかという点が真っ先に挙がります。軽く始まって重くなる、そういう落差のあるスタイルであったために、どちらに上げるべきかは最後まで悩みました。最終的には辛口感想OKという判断でREDにしましたが、良かったと思っています。
正直REDの他の方の長編作品を読んでいる時、この作品が恥ずかしいなと思ったりもしました。なかなか感想をいただけず、みんなどうコメントしていいのかわからないんだよな、わかるわかる(笑)と一人納得していたほどです。最終的には思っていた以上(量だけでなく質も)の感想をいただけて舞い上がっております。特に後半、一気に暗くなって引かれるんじゃないかと思っていただけに、評価をいただけたことはありがたかったです。
また桃香ですが、最初の構想では単なる悪者&やられ役でした。それが当初の敵である自衛隊連中を押しのけてボスになったのは彼女の個性ゆえにことです。本来落とすはずだった命を繋いだのも彼女自身の功績です。作者的には素晴らしい女優でした。でもすいません藤咲さん、私にはあのくらいの救済が限界でした(泣)
一方で主人公二人はハルさんの仰る通り、ちょっと弱かったかなぁと思っています。魔法使いの残り三人を含め、この辺りのキャラの使い方には課題が残りました。素直に反省点です。
それと最終章ですが、あれは何といいますか作者の単純なワガママです。投げっ放しはどうも気分が良くない、でもこの設定を捻じ込むことはできなかった、だから最後にまとめちゃえという感じでして……つまるところ未熟ですね。ごめんなさい。
ともかく本作は、去年同様に私の趣味が赴くままに書き連ねた極めてワガママな作品となってしまいました。こんなモノにお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして何より、お疲れ様でした。
いやホント、もう長編はやめた方がいいかなって真剣に思ってます(笑)



  



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