【空想科学祭2011】感想・レビュー掲示板

青文字=BLUE部門は辛口NG、赤文字=RED部門は辛口OKです。
作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなってください。


[228] 【RED】「Mono語」武倉悠樹 Name:空想科学祭実行委員会 2011/08/13(土) 10:48 [ 返信 ]
【題名】Mono語
【あらすじ】
目を開ければ、耳を傾ければ、止めど無く溢れる情報。見えるものと聞こえるものと。自分だけに用意された物語を見に纏って。人はどこまでも行く。辿りつくところがどこでもなくても。辿りつくところに誰も居なくても。
今より、少し進んだ情報社会を描く近未来SF。
【名前】武倉悠樹
【区分】短編
【URL】http://ncode.syosetu.com/n7617v/



[230] 【辛口】実に骨太である Name:戯独堂 2011/08/13(土) 11:19
拡張現実がさらに進展した少し先の未来で誕生した新たなメディア「Nrサービス」を楽しむ主人公の話である。
だがこれはディストピアの光景だ。
情報化社会が進展した後に立ち上る、他者との関係が希薄な社会。その中に生きる主人公の空虚な思い。そこにまで筆が伸びている。お見事である。実に練られていると思う。

ただ、(この作品の作者様にだから書くことであるが)この「情報化社会の進展」ネタはSFではよく描かれた光景である。そして、この作品で描かれた心象風景というのも、過去のSFでさんざん予見されてきた心象風景でもある。
いや、筆者はこの作品が誰かのパクリであると述べたいわけではない。ただ、先行作品の一歩先に飛び出して欲しかったと述べるものである。この作者様にはそれが出来る手腕があるだけに。

感想人の感想としては、「上手いのだが、もう一歩突き抜けてほしかった」という実に我が儘な感想となってしまう。誠に申し訳ない限りである。

[236] RE:【RED】「Mono語」武倉悠樹 Name:若山 かおり 2011/08/13(土) 23:03
 まず、タイトルがいいです。『Mono語』と書いて『ものがたり』。センスがいいな、と思いました。(ただし、普通に読んだら『モノゴ』なので、どこかに『ものがたり』と読めるような工夫が欲しいです。そうでないと、せっかくのセンスが見落とされてしまいますので)

 電子震網膜式モニター、詳細な説明に、どこかの企業で開発中のものかと思うほどでした。普及し始めた頃の、街中の至る所で中空を見上げる人が続出したというエピソードも、ありそうでいいです。そう、現実に(まだ)ないものが「ありそう」に感じてしまう、そのリアリティが素晴らしいです。

 物語を読み進める主人公の姿を追っている間に、少しずつこの社会に対する皮肉が語られていきます。それをどう持っていくのかと期待していると、『活字で読んだ時の様な感動は、浮かんでこなかった』。納得、でも弱い、とこの時点では思いました。が――。主人公は『影』を見て、自分が誰かを望んでいることを知ります。まだ疑問の形だけれど、自分が誰かを望んでいるという可能性に気づきます。この主人公がこの先どのように生きていけば幸せになるのか、そして現実と照らし合わせ、読者の私がこの作品から学ぶものがあるのではないか、いろいろと考えさせられました

 詳細に設計された世界と豊かな表現力、さすが武倉さんだと思いました。
 素晴らしい作品をありがとうございました。

[249] 【辛口】感想失礼します Name:闇の感想人 2011/08/14(日) 22:54
進化した情報化社会を描いた作品。
未来をしっかりと描いた想像力・表現力はすばらしいと思います。

でも、辛口で申し訳ないですが、設定を並べただけのような気がして仕方がないのです。
話の筋がはっきりせず、こんな未来を想像しています、主人公はこういう世界で生きています、という説明ばかりで終わってしまった感覚。
どこに食いついて読んでいけばいいのかがわかりにくいと感じました。
ドラゴンのことも、現実ではないとわかっているだけに、のめり込みにくい。
ドラゴンの記述はもっと少なくても成り立つ気がしました。それは私の感覚というだけですが。

ラストは前向きな予感でよかったです。
設定語りが大好きな方向けの作品ですね。

ところで。
あの……題名って「モノゴ」だと思っていました。
「モノゴ」ってなんだろうって(笑)
ひとつ前の方の感想を見て、初めて「モノガタリ」だと知りましたよ。
せっかく考えた題名がちゃんと読まれずもったいない。


[276] 【辛口】「Mono語」 Name:藤咲一 2011/08/16(火) 22:50
はじめまして。藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。
と、挨拶は程々に、〈RED〉部門の企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

文字の奔流? かなぁ。
今作品の構成は、世界を見せ、そこに生きる主人公の思いを見せる。だと思うのですけれど……。
正直、主人公が見る世界に押し流されてしまいそうでした。
それは正に、作中にある情報の奔流であるわけで、リアリティと言った部分で説得力はあるのですけど、そのギミックがこの物語に対し、成功しているのかどうかと言った部分では、首を傾げます。
具体的な一例を示すなら、
PDF12ページ>携帯端末を操作し(中略)本来そこに会った雑音。
そこから周囲の考察へと移行していくわけですが、そこから
PDF13ページ>情報タグや広告タグのフィルタリングも切った。
まで挟まるぶ厚く濃厚な考察に、上記フィルタリングも切った。といった事実表現が唐突に感じました。
おや? 私は何を読んでいたんだっけ? と。
感覚的な話をすれば、作品に込められた文脈の歯車がかみ合っていない感じ。
孤独や寂しさと言ったテーマとされる部分が面白いだけに、潤滑油のようなものが欲しかったなぁと脳内メモリの少ない私は思うのでした。
なんてこと書いていますが、自分の事を棚に上げている私ですから、適当に流して下さい。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。

[307] 【辛口】感想 Name:伊予丸 研 2011/08/21(日) 13:51
一度読んだだけの感想です。よろしく。
失礼だが、はっきり言おう。つまらない。恐らくこれは掌編で済む話だったんだろう。書ける筆力は充分お持ちなのは分かるが、無駄に文章を書いてしまった印象。内容がせめて真新しいものであったなら、読んだ後に何かが残っただろうが、それも無い。型や技術だけに収まってしまっているので何処かで個性を。それ一点に尽きた。

以上。失礼する。


[310] RE:【RED】「Mono語」武倉悠樹 Name:泰然寺 寂 2011/08/21(日) 20:01
 冒頭がしんどい、というのはかなり欠点だと思います。論文っぽい小説仕立てなら後半と乖離しているように思いますし。個々の設定は練ってるな、面白いなと思っただけにちょっと残念です。
 電子書籍が進化するとこんな感じになるのか〜、と後半の部分はとても面白く感じました。早世された作家のハーモニーという小説でも同じような記述方法があったのですが、ああいった技術が手にはいると読書のスタイルも一変するのだろうなと感慨深いです。そういった意味でとても直球なSFで、私自身理系の癖に理系の頭が無いので、創造力に嫉妬です。

[352] 【辛口】感想ひと言ちょいです Name:饅頭は馬にのる 2011/08/30(火) 03:21
ちょい感想です。こんにちは。
うーん。タイトルからして、モノと話を掛けた世界観的小説なのかなーとは思うのですが、地味すぎて弱いかな、と。説明文にしても、読者に興味を持たせるようにしなければ飽きられてしまうというリスクがまず、あります。路線やアプリにしても、世界観を構築するため、とかで話に必要な説明だったなら、読むに辛抱するのも分かるのですが。主人公が埋もれてしまって前面に出てきているわけでもないので、共感意識は薄く、説明過多で終わってしまったなと読了後で思いました。話に必要な説明の加減、裁量具合で、また読んだ感覚は変わったかなーと思います。

とまぁ、そんな感想になってしまいましたが。実は街並の描写は書くのが好きな方なのです(笑)。確かに情報は、街に嫌というくらいに溢れてますからね♪っと。
それでは、執筆おつかれ様でした☆失礼します。


[358] 生活に密着した Name:HAL.A 2011/08/30(火) 21:52
 体感にじかに訴えてくる濃密な描写。あふれる日常感/生活感、現実のほんの少し延長線上にある世界。そこに、
> 皆自分の見たいものだけを見る。
> 今や知る権利でなく、知らずに済む権利を皆、こぞって買い求めるのだ。
 こうして重いテーマがさりげなく挿入されてくる。
 よかったです。

 些事ながらひとつだけ気になったのは、「町田という駅は〜」からはじまる序盤の説明です。地元の方や、鉄道がお好きな方など、こうした説明を楽しまれる方もいらっしゃると思うので、的外れな意見かもしれないのですが、この段落が少し堅苦しいというか、土地勘のない人間にはちょっとだけ、壁に感じました。

 それにしても、フィクション部分というか、テクノロジーの部分が、生活に密着して描かれているところが、とても好きです。登場人物の生活を感じさせる描写が、そのままストーリーと絡み合うような小説が、ジャンル問わず個人的に大好物でして、心から楽しませていただきました。

 読ませていただいてありがとうございました!

[359] 微妙に辛口になっちゃうかも… Name:招夏 2011/08/30(火) 22:16
電子震網膜式モニター、いいな〜、満員電車の中でそんなものがあれば、周りを気にせずに済むのかもしれない…などと未来の夢のあるシステムだと興味深く読ませておいて、実はこんな問題が…というオチをつける星新一さん方式かな…と中盤くらいでそう感じながら読んでいました。実際、流れ的にはそうなっていると思うのですが、なにしろディテールが細かすぎて、読んでいて、中だるみしてしまった気がします。結果、最後の虚無感がぐっと効いて来ない。

主人公が読んでいる小説の内容をここまで細かく書く必要があったのかなぁとも思います。

また、小説と現実を区別する為にHTML言語を使っているのだと思いますが、それが妙に気になって、小説にも、小説の中の小説にも入り込めなかった気がします。まぁ、これは個人的な好みにもよるのかもしれませんが…。

私的には冒頭の、未来の技術がさりげなく生活に溶け込んでいる描写がとても好きでした。

[445] RE:【辛口】「Mono語」武倉悠樹 Name:84g 2011/09/04(日) 22:02
 ああ、ごめんなさい、俺もモノゴ、だと思ってました。 読めねーべ…。

 デジタル表現のために文章量が増えて読みにくくなってるのがネック。
 中盤以降は同じことの繰り返しのように思えてしまうのもマイナス、他にも設定の説明で割と退屈。
 極端な話、世界観とストーリーだけだったら20行ぐらいでできちゃうぐらいだと思われますし、それで描写がよくわからないのに長いとキツイ。

 個人的には、この技術自体に違和感持っちゃったんですよね。
 イヤホン付けてケイタイ見ながら歩いただけで交通事故が起きる昨今、こんなもん付けて外出るか? というのが。
 だからこれ、てっきり最初は交通事故オチとかそういうのかなー、とか思ってたら、予想を下回るベタなオチ。
 設定自体が普通だから、ちょっと肩透かし。


[452] 【辛口】設定は面白いが Name:阿住悠亮 2011/09/04(日) 23:38
 説明が多いのがたまらなく好きだ、とにかくこだわり尽くすのだ、という嗜好の方にはもってこいだと思うのだが、世界観にのめり込むまで多少時間が必要なのは辛い。
 現実と虚構の合わさったような世界観や描き方は興味深かったのだが、どうも途中で、「技術的には面白い発想だが、倫理的にあり得ない」と思うと、先に進めなくなる。
 時折、主張のように挟まれる主人公の苦言は面白かったが、その世界にどっぷりと浸かりながらも、心のどこかで違和感を感じ続ける彼に、あまり感情移入は出来なかった。
 別のレビュアーが、設定を連ねているだけ、のようなことを書いていたが、自分も似たようなことを感じてしまった。
 物語の殆どが設定語りと作中の小説の内容に占拠されてしまったため、読み終わっても消化不良感もある。皮肉にしても何にしても、この技術、もし開発されても自分は使わないだろうな、特に必要無いなと感じてしまった瞬間、首を傾げてしまう設定は勿体ない。


[474] 【辛口】急所はどこか Name:栖坂月 2011/09/06(火) 15:29
モノゴ、そう読んじゃうよね(笑)
そんなことはさておき、楽しませていただきました。確かに説明過多、設定偏重型の作品ではあると思います。しかしその設定自体は実に興味深いものでした。便利である反面、普及するにはちょっとなぁと思える部分を孕んではいましたが、余計な広告を排するために料金を支払ったりというのは、いかにも今風なネット環境を意識してのものに見えます。
また作品を読んでいる間に、今までの主要メディアはマスコミという現象と乖離するのではないかとか、水と同様に静寂すら買わなければならない時代が訪れるのではないかなど、社会的な発想を考えさせられたことも楽しめた要因として挙げておきます。
しかも技術的なことばかりではなく、個に収束していく社会と深層で疑問や反発を感じている静かな葛藤という、おそらくはメインテーマもしっかりと練りこまれており、短い中によく纏めたものだと感心いたしました。
ただ、詰め込みの弊害は出ているように思います。何を見せたかったのか、何がこの作品を書いた目標であるのかが、少しばかりブレているように見受けられました。最後のシーンはそれなりに纏めていますが、そこまで綺麗に繋がっていたかと問われると、ややブツ切りな印象は拭えません。
その原因はどこにあるのか、という分析は難しいですし、そもそも一つではないでしょうが、とりあえず作中作のウエイトが大き過ぎたことは要因の一つに数えられると思います。作中作も魅力的にしたいという作者様の思いは痛いほどわかるのですが、ここをバッサリ切り捨てただけでも、作品全体の煩雑さはかなり軽減されますし、テーマもその分だけ浮き上がってくるでしょう。
今作、明確なテーマを有した興味深い作品であったからこそ、それがボヤけて見えたことは少しばかり残念でした。
とはいえ、期待がある分の辛口です。面白かったことは間違いありませんので、それだけは明言しておきます。


[501] RE:【RED】「Mono語」武倉悠樹 Name:尚文産商堂 2011/09/07(水) 14:34
拡張現実というのは、今でも使われだしているものですが、それをさらに拡張させ、リアリティを追求すると、この作品のようになるのではないかと感じています。

小説を現実に、非現実をリアルに体感させてくれるという作品には、未来を予感させてくれました。
拡張現実がどこまで現実に近づけるかは分かりませんが、小説を読むということを通して、それが身近な視点として扱うことができるというのは、おそらく遠からず将来に実現することだと思います。

お疲れ様でした。

[638] 【辛口】感想 Name:四十万 2011/09/13(火) 20:54
昨年の作品にも感じたのだが、思わせ振りな外連味臭すら漂う設定語りがどうも足枷となり、すんなりと物語に乗って行けないのが辛い。これで読者を選んでしまう。作風と言えば作風なのだろうが、折角の面白そうな素材が全く別の姿に見えてしまっているようで、残念なのだ。
本作を見てみると、これはNrサービスのマニュアルに付属している「こう使います」の実例DVD、とでも言ったらよいのか、主人公が実際に使いながら親切に説明してくれている。
そう思えばいいのかも知れない。
リアルとヴァーチャルを並列して描くSF作品は数多い。その見せ方は実に様々だが、本作の見せ方は残念ながら現実との対比が型に嵌り過ぎ、ステレオタイプの主人公と相まって味の薄い仕上がりに見えている。


[668] RE:【RED】「Mono語」武倉悠樹(辛口かも) Name:キルグサ 2011/09/16(金) 11:45
 巧みな文章、作り込まれた設定や世界観には感服致しました。まさにRED部門に相応しい作品だと、勝手に思っております。
 拡張現実ネタは自分もよく使いますし、他の小説でも目にすることがありますが、ここまで深く描かれているものは初めてでした。

 正直、読んでいて疲れました。説明、場面、心理、それぞれの描写は確かに素晴らしいのですが、少し書き込み過ぎ、と感じました。いずれか一つに重点を置いて、他をもう少しシンプルにすることでもっと読みやすい作品になるのでは、と思いました。

 失礼な感想かもしれませんが、以上で。お疲れ様です。

[945] 感想賜りました皆様へ その一 Name:武倉 悠樹 2011/10/03(月) 23:49
 さて、祭も終わりました。最後の、大変ながらも楽しい、大仕事です。

 どうも、ニュートリノでアインシュタインもびっくりなら、とりあえず、過去にタイムスリップして、タイトルに送り仮名「り」を入れたいと願ってやまない武倉です。

 えー、ご感想を賜りました皆様、甘辛とり合わせながらも、いずれもストレートなパンチありがとうございました。誰かに読んでいただけて、意見を貰える。こんな幸せ、ちょっと比肩の例を挙げるのが難しいほどの、創作の醍醐味ですね。
 重めのパンチは足に来ましたが。
 耳があまりの痛さに血を流しましたが、そんな耳血も肥やしにしたいと思います。

 並びに、これを読んでいる方で拙作をご一読いただいた皆様。誠にありがとうございました。

 読んでいただけていない皆様も、もし、お時間がございましたら、ご一読いただければ幸いです。

 では、頂いた励みと、悔しさと、学びを忘れぬよう、そしてそれらへの感謝を込めて、個別にお返事させて頂きます。


[946] 感想を賜りました皆様へ その二 Name:武倉 悠樹 2011/10/03(月) 23:58
 では、個別のご返信をさせて頂きます。

>>戯独堂さん

 真っ先に感想を賜りまして、誠にありがとうございます。

 確かな手腕で描かれた一歩先。いやぁ、読んでみたいっすねぇ、それ。ええ。ほんと。書けるんすかね。それ。僕に。

 なーんて。
 ともすれば根性無しの自分に、飴みたいな鞭みたいな飴みたいな、やっぱ鞭な感想をバシバシ打っていただける疑独堂さんには感謝感謝でございます。

 来年……かどうかは少し怪しいかもですが、いつか自分なりの一歩先を読んでいただける様に精進します。


>>若山かおりさん

 タイトルをお褒めいただき感謝感激です。
 ただ、それも、自分の活動報告欄という、作外の前知識からですよね。ううう、あれだけ綺麗な物語を書く若山さんに褒めていただきながら、自分の至らなさが情けないです。

 最後の展開をまっすぐに受け止めて、「考えさせられました」と言っていただけるのは非常に嬉しいです。あれだけ、説明過多で本文進めといて、最後説明少ないんじゃね、とか不安だったので、一安心です。ずーっとSFしてきて、最後に「幻」と言う、変化球はどうかなぁとも思ったのですが、お気に召していただけたようでなによりです。

 Candystoreやらアルファポリスやらでご活躍の若山さんのお褒めに恥じぬよう、これからも精進してまいりますので、どうぞ、今後ともよろしくお願いします。


>>闇の感想人様
 
 闇の感想人様以後、設定偏重でタイトルの割に全然物語が出来てねぇ!と言った貴重なご意見を幾つか賜りました。

 まさに、闇の感想人様の仰る通り、キャラクターやお話が生きてなかったのかなぁ、と反省しております。
 
 作中作に関してですが、こちらも、分量や内容、表現方法等至らぬ点は多かったと反省しております。ただ、作中作に施した仕掛けや、現実と作中と作中作の3層の構造的な演出が、この作品を自分が描く上で不必要な点だったとは感じておりません。
 何が言いたいかって言うと要はその魅せ方が下手だったと。そういう悲しい事実な訳ですが。うぐぐ。不甲斐なし。
 
 ともあれ、感想、ご指摘ありがとうございました。
 

>>藤咲一様

 ご感想ありがとうございました。
 自分を棚に上げなければ、とてもじゃないけど、RED作品に一言だって、偉そうなこと言えない武倉です。

 この作品は、物語の為に作られてない(作ることが出来なかったという方が正しいか)という点で、流れに色々と粗はあるのだと思います。ご指摘の通りかと。ともすれば、主人公が、自身の内心を吐露するためだけにあえて行動してるようにも見えなくないですもんね。至らぬ点ばかりです。ううう。精進します。

 来年も是非、少しだけ拙くなくなってるであろう拙作にお付き合いいただけると嬉しいです。

 それでは。


>>伊予丸研様

 ご感想ありがとうございました。

 フォローを差し挟みながらのストレートパンチ、痛み入ります。設定やアイディアに対する貧乏性というのは、常々、自分の短所かなと考えては居るんですが、そんな長短が如実に出てしまったのかな、という振り返りの真っ最中です。
 ブラッシュアップという技術ももう少し身につけられればと思います。ストレートパンチ糧にします。

 ありがとうございました。


>>泰然寺寂様

 ご感想ありがとうございました。
 
 自分自身理系ではないので、工学系物理系とかハードなのは全然です。だから、技術が、人や社会にどういう影響を与えるかという点でしか、自分がかかわれる形でのSFの創造というのはありえないので、そこを認めていただけたのは、感極まれりという感じです。

 あと、ハーモニーはインスパイアって扱いでお願いします。何卒。ええ。パク……。ええ。

 どうもありがとうございました。と、逃げます。それでは。


>>饅頭は馬に乗る様(これってどんな様子なのやら)

 ご感想賜りありがとうございました。

 またもや、自作の解説という恥ずかしいプレイをします。ご勘弁ください。
 「Mono」はモノ(物体、対象、物質等)の意とはかかってません。もちろん、よく消える消しゴムでも無いです。
 MonoはモノラルとかのMonoで、「単一の」とかって意を表す接頭語です。
 ただひとり自分の為だけのMono語、つまりは作中で人々が籠っている他者を寄せ付けない殻ですね。それについて、一人称という形でMono語られていくという作品全体を表したタイトルです(キリッ)

 と、語るに落ちるってやつですね。伝えたいもの、語りたいこと、そんな事が先行しすぎて、その手段にきめ細かやかに目を向けられなかったというところでしょうか。
 
 頂いた感想を糧に腕、磨きたいと思います。ありがとうございました☆

  
>>HAL.A様

 はぁああぁ、涙の出る感想ありがとうございます。あと短編受賞おめでとうございます。

 洗練された綺麗な文章を書かれるHALさんに、ブラッシュアップのブの字もない拙作をお褒めいただくなんて。ぐぬぬ。
 メインの設定部分、お気に召していただけたようでないよりです。普段、割りと混雑している電車に乗られる方なんかは、この作品の世界が今の生活、日常の延長線上にあるということを想像するのはそんなに難しくはないのかなぁ、とは目論んで書きました。序盤の描写は自分自身の通勤時のリアルだからです。
 
 「町田」に関しては、ロケーションを反映するノベルという設定だったので、具体的な方がいいだろうということだったのですが、分かる人だけ分かればいいんだよ、って感じが如実に出て壁になってしまったのかもしれません。それも反省点です。もうすこしさり気なさが要りますね。

 ともかく、私からは、お褒めいただきありがとうございます&短編やりましたね、このこの、の二言に付きます。本当にありがとうございました。それでは。
 

>>招夏様

 ご感想誠にありがとうございます。

 拡張現実の設定とその日常、という点は、多少なりとも共感をいただけたようでなによりです。

 作中作に関しては、現代でも見られる、フィクションとの付き合い方について、少し含意を込めたつもりでした。現実から目を背け、逃避した世界に、結局は断ち切れない現実への渇望を見出すという構造です。
 名も無き彼は他者とのコミュニケーションを嫌いながらも、最後、他者(ヒロイン)を望みました。行き過ぎた文明に滅ぼされ形骸化した街で、彼が没入する物語の主人公は、非凡な力で科学が産み出したバケモノと戦い、街の希望を照らします。
 現実が嫌なんだけど、フィクションの世界で望むのは、現実の世界に通じる希望。すなわち、無自覚的にでも現実を断ち切れない存在として認めているという自己矛盾や、物語の希望に満ちたラストから現実に戻ってきた時の圧倒的な喪失感。
 なんかそういう様なものを描きたかったのです。ホントですよ。後付じゃないですよ。

 なーんて、今から、作品について女々しく語っても、語らなくても、作品の評価は変わらないので(作者としての僕の品位は落ちるかもですが)、折角ですしとりあえずの解説です。

 既に、他の方へのご返信にも書かせて頂きましたが、やはり、まだまだ、アイディアやメッセージ、概念等を、物語に昇華するというレベルに至れてないという点に尽きるのかなと思います。

 お気に召していただけた所は長所と受け止め自信に変えて、これからも頑張ってまいりたいと思います。


>>84g様

 ご感想ありがとうございます。

 忌憚の無い意見、真摯に受け止めたいと思います。やはり語りが冗長になるきらいは、どなたからも寄せられた意見なので一番のネックなのかと思います。昨年も確か、設定語りになってんだよ!とか言われた気がします。成長がありませんね。反省です。

 どうもありがとうございました。


>>阿住悠亮様

 ご感想賜りありがとうございました。

 ご指摘の違和感は、僕自身は自らから出てきたアイディアでもあり、書いてる途中には思い至れなかったのですが、言われてみて、少し納得です。ネット界隈に身を寄せてると、ふとした折に感じるのが、結構デジタルやネットの情報って世間一般、我々の日常に敷衍しておらず、価値観などは、結構堅実かつ地続きに少しづつしか変わってないんだなぁという事です。
 かなり強引に老若男女、皆々が拡張現実を重ねた世界しか見てない、と作中では描きましたが、確かに意外と、というかむしろ当然とも言うべきか、恐らく、世界はそんなに簡単に変わらないのだろうなとも、思いました。

 とは言え、僕自身はこういった社会の変化の可能性を否定はしていません。ただ、こう言った、技術と社会、技術と人、技術と価値観、の様な作品世界を描くのであれば、いくら戯画とは言え、もう少し、地に足をつけて世界を構築しなければならないのかもしれないですと感じました。

 かつ、それを魅力的な物語で、ですね。
 
 また、一つ、貴重な宿題をいただきました。誠にありがとうございます。
 

>>栖坂月様

 ご丁寧な感想、痛み入ります。

 もう、なんか、この感想を額に入れて、毎日目にするトイレの壁にでもぶら下げておきたいと思うくらいです。
 
 やはり、痛感したのは「頭でっかち」なんだと思います。僕の作品は。そして、僕自身も。

 キャラクターや物語の筋で魅せるという作品の書き方から今まで逃げてきたツケとも言えるかもしれません。なぜ、こんなにも、設定説明過多になるのかなと考えたのですが、そうしないと間が保たせられない。からなのかなぁ、と。
 一度ストーリーでしっかり魅せる作品を一度作ってみなきゃかなと、今回の祭で感じました。

 来年も参加を予定してます。短編になるかはわかりませんが、栖坂さんを筆頭にした、四天王に負けないような作品を作ることを目指して、この感想の御礼に代えさせていただきたいと思います。
 
 ありがとうございました。


>>尚文産商堂さん

 チャットでは何度かご一緒しましたね。ご感想ありがとうございました。

 社会や価値観を描こうとした作品で、想像ができると言っていただけたのは非常にありがたく励みになります。
 リアリティ、うん。いい言葉ですね。甘めのお言葉胸にそっとしてまって、時には解凍して味わいたいと思います。
 
 もちろん、宿題もたくさん出来ました。頂いた励みで、その宿題に取り組む意気込みを充填したいと思います。

 本当にありがとうございました。


>>四十万様

 今年も、丁寧的確なご指摘ありがとうございます。またもや、御口にあわないものをお出ししてしまいましたでしょうか。

 作風、の一言に、大きな救いを見出しそうになりつつも、そこは、逃げ道だな、と強く自戒しております。

 作風、と開き直れないのは、皆様からのご意見に「うううぅぅ、わかってるよ、設定語りだよぉ」と拗ねてる自分がいるからです。多くのご感想を読みながら、やはりわかっている、そして、分かりながらも打開できずに居るという自分の存在は嫌でも見えてしまいました。一度、設定を捨てるくらいの荒療治で、しっかりストーリーテリングを身につけようかなとも思っています。

 本当にありがとうございました。  


>>キルグサ様

 ご感想、誠にありがとうございます。
 
 設定へのお褒めの言葉は何回もらってもええもんですなぁ。へへへ。そこで満足したら駄目ですが。

 かねてよりの問題意識と言うか、疑問として、なんで、世の中はもっと空想科学せぇへんのやろか。というのが僕の中にありました。ネットはもはや、家の中でやるものじゃなくなってます。スマフォのアプリでは、カメラを通して、ARの世界を覗き見ることができますが、それももっといろんな形があっていいんじゃないか、と思ってます。
 着想はARでなく、Nrサービスの方が先だったのですが、物語の殻に閉じこもる寂寥さ、みたいのを描こうとした時、気付いたら街が情報で埋め尽くされてました。
 設定はそんな感じで生まれました。

 後は嬉々と、設定語り、加えて作中作のラノベっぽいアクションを書いてたら、文字の詰まった、読む人に優しくない本作の出来上がりです。

 いただいた感想、ご指摘を無駄にすること無く糧に替えさせて頂きます。ありがとうございました。
 



  



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