【空想科学祭2011】感想・レビュー掲示板

青文字=BLUE部門は辛口NG、赤文字=RED部門は辛口OKです。
作者からのレスは、企画終了後に纏めておこなってください。


[18] 【RED】「ファントム オブ デッドカルチャー」檀 敬 Name:空想科学祭実行委員会 2011/08/01(月) 07:27 [ 返信 ]
【題名】ファントム オブ デッドカルチャー
【あらすじ】
 第一次探査隊の『FR』に続き、第二次救援兼探査隊の『SRI』も消息を絶った、ペルセウス腕・カシオペヤ座・散開星団M一○三、Σ一三一近傍の十等級・第三番目恒星系、第二惑星シビタス。その惑星シビタスには実に恐ろしい魔物が息を潜めて棲息し、我々の探査を手薬煉引いて待ち構えていたのだった! そして、第三次補給支援隊である『TSS』に"CDF"と呼ばれている一人の男が乗り込んだ。数々の困難を乗り切ってきたその男は「グレッグ・ショーン」のミッションコードネームを名乗り、惑星シビタスの謎を、そして三度目の探査を決定したGG(ギャラクシーガバメント)やGSF(ギャラクシースペースフォース)の思惑や背景を、TSSのクルーとして乗り込んだ女性SMAR(スペースミッションオールラウンダー)の「キム・ヨニ」と共に解き明かしてゆく、天の川銀河を股に駆けたスペースオペラ&痛快SFアドベンチャー。(古臭)
【名前】檀 敬
【区分】中編(完結済)
【URL】http://ncode.syosetu.com/n3955v/



[491] 【辛口】爽快、ではあるが…… Name:栖坂月 2011/09/07(水) 10:43
最初の一人目というのは少し緊張しますね。
ともかく読ませていただきました。総評としては面白かったです。読後感もスッキリしたものでしたし、物語もしっかりと完結しています。作者様本人としての課題はクリアされたのではないでしょうか。
冒頭からの惹き付け方はさすがの一言です。気になる設定、謎めいた導入、次第に明かされていくCDFの正体、二人が本格的に動き始めるまでの展開は、なかなかに読みごたえがありました。
しかしだからこそ、実際の対決が少しばかり拍子抜けだったかなぁと感じています。高次元同士のやり取りなので視覚化しにくいという事情は理解出来るのですが、それらの顛末が悲鳴と噛み砕いた説明だけに終始しているため、どうしても迫力に欠けています。というより、実際には何が起こっているのか全くピンとこなかったんですよね。
この、グレッグの超能力で何となく勝っちゃった的な顛末に、少しばかり不満は残りました。まぁチート過ぎたって感じでしょうかね(笑)
ただ、ここさえ除けばやや単純ではありますが、纏まりのある作品ではあったと思います。特にヨニの境遇と状態が露見する部分などは、かなり面白かったです。むしろこっちが見せ場だったのかなぁと、読み終えた今は思っています。
面白いと思えた作品ではあったものの、まだまだ上を目指せる作品だと思いました。これがより高い次元の作品に繋がることを祈っております。


[503] RE:【RED】「ファントム オブ デッドカルチャー」檀 敬 Name:尚文産商堂 2011/09/07(水) 15:13
設定もおもしろく、楽しく読ませていただきました。
あまり筋とは関係ないのですが、ピュアゴールドの話をもうちょっとしたらよかったと思います。普通の金とはどう違うのか、特性は、融点・沸点は。
他は違和感なく読み終えることができましたし、戦闘シーンや主人公の正体などが分かるにつれてワクワクしてきましたので、読みごたえは十分にありました。

お疲れ様でした。

[512] RE:【辛口】「ファントム オブ デッドカルチャー」檀 敬 Name:84g 2011/09/07(水) 21:29
 あらすじはスルーした。あの行数は無理ですわ。

 筒井康隆風といえばいいやら、その辺りの世代のSFっぽい。
 日本製の西部劇をスキヤキウェスタンとか呼びますけど、そのノリで言うならスキヤキスペースオペラって感じ。
 …意訳すると、登場する名称がいちいち横文字である意味がよくわからない。舞台日本で日本語で良いんじゃないでしょうか。
 なんか横文字が浮いてるし、人名とか覚えにくいし、スーパーストリング理論とかも超弦理論とか云われた方がまだ知名度高いし。
 キャラの会話もCDFの辺りとかから察するに日本語だろうし、なんなんだろう。

 で、本題。
 ゴメンナサイ、前述の理由でキャラが全然区別できないまま読破した。雰囲気でなんとなく読んだ。
 で、そのまま不安なまま読んでみると安心。覚えられないキャラは纏めて全員、活躍することも無く纏めて退場。
 …え、ゴメン、これ、苦労して覚えた読者さんとか、どうなんだろう。なんのために出てきたキャラだったんでしょう。
 
 DSエンジンとかも…って、あー…DSBWを読む前にこっちを読むべきだったのか。理解。
 コレ、意訳すると“超弦理論で細かい次元で分子を揺らして、その揺れを共鳴させて空間に割れ目を作って、擬似ワープしながら進む”ってことで良いのか?
 んで、“光の速さに近づくと時間の早さが変わるけど、そもそも光と競争しないで移動するからそれもなく、ウラシマ効果も起きない”…っと、こうで良い…のかな?
 なんつーか、設定過多。
 社長とヨナ以外の要素も全部カットして、事件現場ももっと近場にしてればDSエンジンとかの設定も省けるし、もっとスマートに纏まった気がします。

 要約すると、『SFとはこんなもん』って感じで書かれた印象。もっと読みやすさとかは研究の余地あり。
 次回作に期待。


[528] ふむふむ Name:招夏 2011/09/08(木) 14:27
うんうん、これこそ檀敬さんの直球勝負作品だなぁと思います。

ファントムの謎が前半部をかなりな牽引力で引っ張っていたので、すんなりと最後まで読みとおすことができました。大きな流れ的には満足です。

小さいことを言えば、ここまで大人数のキャラを動員する必要なかったなぁというのが一つ。だってメイン以外ほぼ壊滅だもんねぇ。あとは、グレッグのカラーが…。まぁ、銭好きの高次元生命体ってわけだから、こんなもんかとも思うけど、まぁ、簡単に言えば、あれだ、ヒーローにしてはチープに見えるってやつですね。これは趣味の問題でしょうが…^^;。もう少し乗員を助ける為に闘うこともできた気がするんだけど、彼、してませんよねぇ。高次元生命体にしてはあっさり手を引いてる。では、高次元生命体には精神感応以外に何ができるのか、その辺をもっと聞いてみたい気がしました。

基本、面白かったです。

[711] 【辛口】書込の濃淡に難あり、かな Name:阿住悠亮 2011/09/18(日) 23:42
 カチカチのSFを読んだ、という感じ。読了感も悪くないし、山場にはハラハラとしたが、色々と引っ掛かるところもある。
 宇宙物だと特によく感じるのだが、どうも、密室で多人数がただ会議をしているような書き方になってしまう。星に降り立ってからは人物が生き生きとしているのに比べ、船内の狭さもあってか、登場人物たちが台本の読みあいっこをしているように見えた。人物が多く、恐らく一人一人はそれほど重要な立ち位置にないのではと推測してからは、特にそれが顕著に感じられた。
 専門用語が多いのも、雰囲気としては好みであるが、やはり読者には少し優しくない。これはこういう話だ、と突き放してしまえばそれまでかも知れないが、難しそうだからと途中で読むのを諦めてしまった人も多いのではないだろうか。
 最後、ファントムが再来するシーン、ちょとわかりづらかったかな。とりあえず何かが起きたらしいことは理解できたんだが、何となく腑に落ちない……。


[835] 興味の引くところは【辛口】感想ひと言ちょいです Name:饅頭は馬にのる 2011/09/29(木) 16:42
5Gとかってっかるとどんな体感になるんだろうなぁ。動けるのかな。
こちら拝読で今回企画作品3作目となりますが、こんにちは〜。感想です。

落ち着いていしまいましたねえ、というのが読み終わった瞬間の感想です。
言い換えれば「纏まった」感のことですが、基本的に纏まったエンタメ作品。この辺りは、読者様の好みで評価分かれるだろうと思います。では自分の個人的にはどうだったか、となると。エンタメ作品というものは基本的に半端が多いです。万人受けに作られようとしていますので、ということを踏まえまして。

『知りたい』という欲求の向こう側。夢がある、危険がある、恐怖がある。
惑星「シビタス」の探査、謎解き。
20話くらいまでは、一体どのようなことが待っているのだろうとワクワクさせられました。

作者様の好い所は、やはり去年からでも思いましたが、その専門的知識の豊富さでしょう。それが存分に出ている前半部分や所々が自分は大変面白く読ませて頂いてました。自分は全く専門には疎いのですが、フィクションであることが前提なのですから納得させられ面白ければいいんです、ということにしています。
細かい感想は、トップの感想人の方とほぼ同じ意見でした。主人公が高次元という設定のためでしょう、余裕さで…くぐり抜けていくのもいいと言えばいいのでしょうけれども。そのため迫力に欠けてしまった気がします。それに、専門的描写の方がしっかりと書け過ぎて、人物が反対により薄っぺらく見えてしまうためでもあるかもしれませんね。バランスの問題もあったと思います。まぁ人物に対してはそんな感じなのですが。自分個人としては、涙腺ボタンを押すと眼球が外れて便利そうだなぁとか、別の所で充分楽しませて頂きましたので、面白かったです。

ではでは、遅くなって申し訳ありませんでした。
おつかれ様でしたー☆


[836] 訂正です↑ Name:饅頭は馬にのる 2011/09/29(木) 17:03
×5Gとかってっかると
○5Gとかってかかると

×落ち着いていしまい
○落ち着いてしまい


すみません、訂正です。


[842] 【辛口】「ファントム オブ デッドカルチャー」 Name:藤咲一 2011/09/29(木) 23:52
二作目失礼します。藤咲一です。
企画執筆お疲れ様でした。
と、挨拶は程々に、〈RED〉部門の企画作品を覗かせていただいたので、簡単な感想を……

技術理論を楽しみながら考察させていただきました。
他の読者さんからは、説明が多いと思われるかもしれない部分ですが、個人的には好きです。
けれど、作中においてのDSエンジンによる航法。それが、イメージとして統一されていない印象です。
航行は、「リアルタイムで」「瞬時に」「場所を移動する」事ができると要約されていましたが、「瞬時に」とはどの視点から見ての話なのか? という疑問ですね。
最初、この要約を見た時、瞬間移動やテレポートに近い印象でした。
けれど、後に一光年/日と言った表現があったので、少し混乱しました。
あれ? 瞬時に場所を移動できるんじゃないの? って。
後の展開でDS航法は、一定距離しか「瞬時に」場所移動できないんじゃないかと考えたわけですが、だとすれば長距離航行になればなるほど、トータルで見ればそれって主観としても客観としても「瞬時」じゃないよねぇ。と。
つまり、要約として「瞬時に」を入れず、リアルタイムですんごく速く航行できる宇宙船にとどめていた方が、すんなり受け入れられた気がします。
なんてこと書いていますが、自分の事を棚に上げている私ですから、適当に流して下さい。

と、以上が私の感想です。
好き勝手な感想すいません。
これからも頑張ってください。
藤咲一でした。

[854] 【辛口】感想 Name:伊予丸 研 2011/09/30(金) 02:44
一度読んだだけの感想です。よろしく。
個人的には、硬質でシリアスな展開をしてほしかった。しかし残念だが、この作品ではそうではない。折角の背景構築も、人物等の活躍次第で「結局要ったのか」と疑問を覚える。それが終着、肩透かしの原因でもあるんだろう。読者の期待が持ち上がる前半、進み後半でその期待感を解消できるか否か。自分の場合は先に言った通り否。モヤモヤで終わったという。

以上。


[967] 感想をありがとうございました。 Name:檀 敬 2011/10/07(金) 00:07
 この「ファントム オブ デッドカルチャー」という拙作を熱心に読んでいただいた上に、感想まで書き込んでいただいたことに御礼申し上げます。また、この拙作については、いつも通りの専門用語で埋め尽くされているのも係らず、感想をいただいて大変にありがたく思っています。
 それでは感想の返信をさせていただきます。

・栖坂月 様
 昨年の課題をクリアしたと認定していただき、大変に嬉しく思っています。
 ただ、ご指摘の通りに「チート」な主人公になってしまったので、作者本人がやりにくくて仕方がなかったことを白状しておきましょう。「考えたら四次元世界じゃ無敵だ」ってファントムと戦う段になって気が付き、どうファントムをねじ伏せるかに作者の頭がカオスってしまいました。だから、要するに「書けてない」訳で。反省しきりでございます。
 逆に、ヨニに関しての情報開示の方が、作者自身もワクワクしながら書いた覚えがありますので、そこが見せ場だったかも。(こらこら!)
 まだまだ「高次元」を目指して切磋琢磨する所存です。ありがとうございました。

・尚文産商堂 様
 ピュア・ゴールドですか。あんまり考えてはいなかったですよ。高価なモノだけれど惑星上に無ければいいという程度でしたので、金属様植物なんて適当なフレーズで誤魔化しました。あは。ここはあんまり突っ込んで欲しくなかったところだなぁ。
「読み応えは十分」は嬉しいフレーズです。今までに言われたことがないので。ありがとうございました。

・84g 様
 あらすじは制限いっぱいの四百文字を書きました。しつこいのは解っていたけれども「ご愛嬌」ってことで。
 横文字が多いのは、全人類の人口比率からいうと、たった二パーセントしかない日本人が宇宙に出て行った時に主役となるには確率的に難しいだろうという想いがあるので、どうしても横文字を中心に考えてしまうんです。ちなみに一次隊六人、二次隊六人、三次隊七人、それぞれの名前は万国的にバラエティに富んでますよ。しかし、そこまでディテールにこだわる必要があるストーリーとは言えなかったですけどね。全部殺しちゃったからなぁ、あはは。
「SFとはこんなもん」と思っていただいただけでも十分に満足です。ありがとうございました。

・招夏 様
 今回の探査は銀河系まで広げてみました。その癖、探査なんてこれっぽっちもやってはいないけれど。やっぱり宇宙は探検したいです、冒険したいです。その想いが「直球勝負」という感想につながったとしたら嬉しいです。
 で、結局のところはほとんど殺しちゃったんだけどぉ。ダメですね、この辺りは。そう思って最後に「呵責の念」の言葉を入れたのですが、遅きに失してますね。ごめんなさい。
 グレッグのパーソナリティは許してやってください。「忍たま乱太郎」の"きり丸"のような奴だと思ってくだされ。
 最後の「基本、面白かったです」の言葉で救われました。ありがとうございました。

・阿住悠亮 様
「ガチガチのSF」って言葉は嬉しいです。SFを書いてて良かったぁと思わせていただきました。
 人物を書こうとして前半はかなり努力をしたんですが、結果的に全員殺しているので、余計に「台本読み」に感じられたんだろうと分析しています。気負った分だけ空回りしてしまいました。また、シビタスに到着するまでにいろんな説明で埋め尽くしたので、その感じに拍車が掛かったんだと思います。もっと修行をしなければと思いました。
 ファントムの再来の部分は「スミマセン」です。表現に詰まってしまいました。もっと文字を使って書くべきだったと反省しております。貴重なご意見をありがとうございました。

・漫遊は馬にのる 様
 スペースシャトルの打ち上げ時は三Gだそうです。でも継続時間はほんの数分も無い。五Gで三十分は相当キツイかも。……あー、設定ミスだー。
「纏まったエンタメ作品」ですか。ちょっと、いや、かなり嬉しい。二十話まではワクワクしていただいたのかー。自分で解析して分析して、次の作品の糧にしよう、うん。
 如何せん、専門用語オタなのでどうしてもこんな傾向になってしまいますぅ。本人は全然そのつもりじゃないってことが一番の問題でしょうか? そうですよね、専門用語くらいに人物をしっかり書くことの方がずーっと切実な課題だ、うん。
 涙腺ボタンはいいでしょ。我ながらいいアイディアだと思っています、うふ。
 貴重なご意見を書いていただき感謝です。ありがとうございました。

・藤咲一 様
 ぐさっ! 痛いところを突かれました。しかも作者が意気揚々として書いた部分を。……おっしゃる通りです。「瞬時に」は不要ですね。お詫びいたします。しかし、今後これを読むたびにこのことを思い出すように訂正しないでおこうか、とも思います。実はこのDSエンジン、他の作品(企画作品でないモノを含む)でも使っているので、今すぐの訂正がややこしいという面がありまして……。追々と訂正していくことにします。
 貴重なご意見、ありがとうございました。

・伊予丸 研 様
 厳しいご意見をありがとうございます。しかしながらその通りなので、逆に清々しい作者の心境が存在したりもしています。
 終着駅は見えていたのですが、その手前のトンネルや鉄橋から見えるモノを全然配慮していなかったことに、おっしゃられる「肩透かし」があるんだろうなぁと自己分析をしています。
 次回こそは「モヤモヤ感」のない作品を書き上げたいです。ありがとうございました。

 最後に、この拙作を読んでいただいたけれども感想を書くには至らなかった読者の皆様や空想科学祭2011に参加された作家様を含めて今一度感謝の意を表し、また空想科学祭を運営していただいた委員会様にご苦労に対する感謝とお礼を述べてたいと思います。本当にありがとうございました。



  



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